40代から始める『アロマセラピー』何から始める?

40代

よく耳にするアロマセラピーってなに?

今回の記事では、アロマセラピーについて、語源から使用方法まで分かりやすく解説します。

アロマセラピーとは

「アロマセラピー」という言葉は、フランス語の「aromathérapie」から来ています。

この言葉は、「aroma(アロマ)」と「therapy(セラピー)」の2つの部分からできています。

  • Aroma(アロマ): これはラテン語の「aroma」からきており、香りや香料を意味します。
  • Therapy(セラピー): これはギリシャ語の「therapeia」からきており、治療やケアを意味します。

アロマセラピーとは、「エッセンシャルオイル(精油)」を用いて、香りを楽しみながら、心を落ち着けたり気分転換したりする方法として親しまれています。

「エッセンシャルオイル」という言葉は、植物の「本質(エッセンス)」を抽出した「油(オイル)」であることから名付けられました。

古代エジプトやギリシャ時代から利用されてきたアロマセラピーは、現在でもリラクゼーションの一環として広く使用されています。

アロマテラピーも同じ意味です。

エッセンシャルオイルとは

アロマセラピーに用いるエッセンシャルオイルについて、知っていきましょう。

先ほども記述しましたが、「エッセンシャルオイル」は、植物の「本質(エッセンス)」を抽出した「油(オイル)」です。

植物は自らの生存と繁殖を確保するべく、防御、受粉促進、競争抑制、傷の修復、環境適応など、多くの作用を持った成分を持っています。

天敵の虫から遠ざけたり、受粉に必要な虫を引き寄せる、傷を治すなどのことが当てはまります。

その成分は植物の花、葉、果皮、根などから抽出されます。

代表的な抽出方法としては、蒸留法、圧搾法、溶剤抽出法などがあります。

それぞれの植物によって適した方法で抽出されます。

わずかな量しか抽出できないため、中には非常に高価になるものもあります。

エッセンシャルオイルの香りの特徴

エッセンシャルオイルは、その種類によって様々な特徴を持っています。

以下に、代表的なエッセンシャルオイルとその特徴を紹介します。

アラフォー世代におすすめしたいアロマはこちらにまとめています

ラベンダー

ラベンダーの香りは、気分を落ち着けたいときや、リラックスしたい場面に人気です。

昔からさまざまなシーンで使われてきた香りとしても知られています。

ティートリー

清潔感のある香りで、気分をすっきりさせたいときに好まれます。

スキンケアやヘアケアに取り入れられることもありますが、肌に合うかどうか慎重に確認してください。

ローズマリー

ローズマリーオイルは、クールな香りで、シャキッとしたい時や、すっきりした気分になりたい時に使われます。

眠気を吹き飛ばしたいときに使われることがあります。

妊婦・子ども・高血圧・てんかんの方への使用はできません。

ペパーミント

清涼感のある香りで、リフレッシュしたいときや集中したいときにぴったりです。

妊婦・授乳中の方・子どもへの使用はできません。

レモン

レモンオイルは、爽やかな香りで気分をリフレッシュさせ、記憶力を高めたい時の気分転換にぴったりの香りです。

また、空間の印象を爽やかにしてくれます。

敏感肌の方は注意が必要です。

イランイラン

イランイランオイルは、甘くセクシーな香りが特徴で、緊張をほぐし、リラックスしたいときにぴったりです。

香りには好き嫌いがあるとされます。

使用量が多すぎると、頭痛や吐き気などの症状が現れることがあります。

アロマセラピーの利用方法

実際にどのよううな方法で使用されることがあるのでしょうか。

以下に代表的なアロマセラピーの利用法を紹介します。

ディフューザー

熱や超音波を利用して、香りを空気中に拡散させる装置=ディフューザーを用いて、エッセンシャルオイルを空気中に拡散させる方法です。

マッサージ

エッセンシャルオイルを薄くし、マッサージに使用します。

ゆったりと身体をほぐしたいときに使われています。

エッセンシャルオイルだけでは刺激が強すぎるので、キャリアオイルと呼ばれるオイルで希釈して使用します。

バスソルト

バスソルトにエッセンシャルオイルを数滴垂らし、入浴時に使用します。

香りが浴室に広がり、リラックスしたいときにぴったりです。

スプレー

水にエッセンシャルオイルを混ぜてスプレーボトルに入れ、部屋の消臭やリフレッシュに使用します。

アルコールを少量加えることで、オイルが水に溶けやすくなります。

使用に関しての注意点

エッセンシャルオイルは非常に濃縮された成分を含むため、使用に際しては注意が必要です。

マッサージやバスソルトなど肌に直接使用する場合は、必ずパッチテストを行ってアレルギー反応がないか確認しましょう。腕の内側に少量を塗布し、24時間様子を見ます。

肌に直接使用しない場合は、パッチテストは基本的には必要ありませんが、香りに対する過敏反応があるかどうかを事前に確認するために、少量から試し、使用するエッセンシャルオイルの種類や濃度に注意することが必要です。

妊娠中・授乳中・お子さん・特定の持病がある方は、使用前に医師に相談した方がいいでしょう。一部のオイルは避けたほうが良い場合があります。

まとめ

アロマセラピーは、自然の香りを生活に取り入れることで、気分をリフレッシュしたり、リラックスしたりするための方法です。
エッセンシャルオイルの香りや特徴を知り、自分に合った使い方を見つけることで、より心地よく楽しむことができます。
ぜひ日々の暮らしの中に、取り入れてみてくださいね。

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