「せっかく新築で建てたマイホーム、でも…売却したい」
そんな思いを抱えていませんか?
私も新築の一戸建てを5年で手放しました。子育てや通勤、生活環境が変わったことで、「この家で暮らし続けるのは無理かもしれない」と思い始めたのがきっかけです。ローンも残っていましたが、後悔はしていません。
この記事では、新築を早期売却した理由や、実際にかかった費用・手続きなど、経験談をもとに詳しく紹介します。
過去の自分と同じように「新築のお家を売ること」に迷っている人の参考になれば幸いです。
新築の一戸建てを5年で売却した理由
私が新築5年でマイホームを売却しようという考えに至ったのは、複数の要因が重なってのことでした。
家族構成の変化
結婚して子どものまだいない時期に建てた一戸建てでした。
土地から購入し、新しいお家に期待はいっぱいでした。
でも、数年後に子どもが産まれ、将来的なことを考えるとこの家で暮らし続けることに疑問を抱く日々。
実家に近いというのが、子どもが小さい頃は助かっていたのでよかったのですが、これらのことを考えると引っ越した方が良いのでは?と思うように。
保育・教育の利便性
当時、待機児童問題全盛期、近隣の保育園には入れませんでした。少し遠いけどなんとか通える範囲のところに入園できたのですが、仕事と育児の両立はかなり苦労しました。
また、子どもが小学生になった時、小学校が遠いのも気になっていました。
しかも娘2人で、田舎道、行き帰りの安全や猛暑の時などは心配です。
高校進学の際も選択肢が狭まるのも不安でした。
最寄りのバス停までは遠く、駅もないため不便でした。
通勤距離
私の勤務先が遠いのも要因です。
車で1時間、独身や子どもがいないころは良かったけど、仕事と育児を両立させるとなるとこの時間ロスはかなり大きいです。
通勤がストレスにもなっていました。
家の価値の問題
将来的に売る時に家の価値はどんどん下がっていくというのはよく聞く話でした。
だから疑問を抱きながら生活を続け、売ることもできなくなった時はどうしようという不安がありました。
売るなら今、まだ築5年なら需要があるのでは?と焦っていたのも要因です。
こだわりもあるお家に未練はたくさんありましたが、このお家での未来が見えなくなって、売却して新たな生活拠点を探そうという決断をしました。
まあ、今思えば「若い頃将来のことはあんまり考えずに勢いで建てた家」だったんですよね。
売却を決めたらすること
売却を依頼する不動産会社選びには苦労しました。
不動産会社を探す
夫がネットで複数社一括依頼をしたら、数社から連絡があり、いくつかの不動産会社に実際に来ていただいたり、情報を伝えたりして見積りを出してもらいました。
しかし、見積り額は期待通りではなく、不動産選びは難航していました。
売却条件を設定する
売る条件としては、「最悪購入希望者を募集しても買い手が付かなかった場合に、不動産会社の買取価格がローンが相殺できる額」が最低条件でした。
買取となるとやはりどこの不動産会社も渋い金額を提示してきます。
しかし、私は家の価値を信じていたので(たまたまですが・・)不動産探しを続けました。
そして1社だけ、買取価格でローンが相殺できる見積額を出してくれた会社があったんです。
地元の不動産会社でした。
それまで低い見積りしか見てなかったので、本当に巡り合わせってすごいですよね。今考えても奇跡です。
営業の方も信頼できそうな人で、説明もわかりやすかったんです。
この出会いがなければ、私たちの家売却は失敗していたかもしれません。
こちらの会社には、後に実家の売却やマンションの購入の際にもお世話になりました。
いい不動産売買は「いい不動産会社との出会い」が肝であると実感しています^^
売却を開始してからの過ごし方

さて、不動産会社が決まったところで、売却が進んでいきます。
仮住まいへの引越し
不動産会社の提案では、家を退去した状態で買い手を探した方が「より早く」「高値」で売れる可能性が高いということでした。
悩みましたが、私たちは売りに出す前に退去して仮住まいすることに決めました。
子どもの保育園の近くのアパートを賃貸で契約し、数ヶ月後に引っ越しました。
引越し後に、写真を掲載してもらい、買い手探しが始まります。
難航した買い手探し
買い手探しが始まってからというもの、、びっくりすることに問い合わせの少ないこと少ないこと。。
現地見学会も開催してもらっていたのですが、お客さん全然こな〜いらしくて、焦りました。
事前の約束で◯ヶ月間の買い手探しで買い手が見つからなかったら、不動産会社の買取と決まっていました。
もちろん、こちらとしても不動産会社としても買取よりも買い手が見つかった方が利益になるので、どうにか買い手が見つかってほしいと願っていました。
そんなボチボチな状況で約束の期日が迫っていたとき「家を買いたい」という人が現れたのです。
他の不動産会社で新築を検討していた家族連れの方が不動産会社同士の紹介で、私たちの家を紹介してくださったんです。なんという巡り合わせか、不動産会社の手腕か・・
その方との交渉が進み、なんとか不動産会社買取とならず、不動産売買契約を結ぶ流れになりました。
仮住まいに引越しするのも結構大変だったので、、本当に良かったです。
売却結果
購入時の価格と比較してどれぐらいで売れたか
正直、土地+建物+諸費用を合わせたら、売却価格は大赤字です。
まあでもローンが相殺できてさらに200万くらいのプラスがあったので(住宅購入時に頭金を入れていたのでプラスが発生)、それ以外の赤字部分は5年間の住居費として考えると悪くない結果かなと思います。
マイナス部分は人生の勉強代ということで・・
どのくらいの期間で売れたか
売り手がつくまでは長く感じましたが、実際のところは3ヶ月くらいで買い手が見つかりました。
売ると決めて見積りを取り始めてからだと、仮住まいを探す時間とかもあったので8ヶ月くらいでしょうか。
住宅ローンが残っていた場合、どのように処理するか
まず、買い手が見つかるまでは今まで通りローンを払い続けます。
買い手が見つかり、売買契約を結ぶとローンの処理を行って行くのですが、順番としては買い手がローンを組む→銀行から融資が降りる→私たちにお金が入る→私たちがローンを返済という流れになるのが一般的と思います。
タイミングも全て不動産会社の方で手配してくれるのであれよあれよという間に行われていきます。
売却時にかかった税金や手数料は
売値が買値よりも多くないと税金はかかってこない、、という説明を受けていました。
手数料については、不動産会社に仲介手数料、他は印紙代とかの諸費用がかかってきます。
どんな人が購入?スムーズに決まったか?
ちょうど住宅のある付近で新築を建築を検討していた家族でした。
子どもが3人、小学生のお子さんをお持ちの家族です。
内見してもらって、水回が綺麗というのが気に入っていただけ、スムーズに決まりました。
土地買って新築して、、というよりは安く済むのと、既存の住宅ですぐに引越しができるというのが中古住宅の魅力かもしれませんね。
新築5年だったので結構綺麗だったのもよかったと思います。

次の生活について
家が売れてからしばらくは仮住まいに住んでいました。
仮住まいも案外居心地が良くて快適だったのですが、賃貸の木造アパートだったため近隣住民の生活音が気になり、反対に我が家も子どもの足音などで苦情を言われることもありました。
それまで一戸建てで気にならなかった部分も気になるように。
新しい住まい
しばらくして、子どもの小学校入学を機に本格的に住まい探しをして、中古マンションを購入しました。
前に住宅購入・売却の経験から、自分達の妥協できるところと妥協できないところをわかっていて、今回は将来的な展望も踏まえていい買い物ができたと思います。
ローンを組んで購入しましたが、金利の上昇や利便性のいい土地柄もあって、中古マンションだけど、前に組んでいたローンよりも高額です^^;
土地柄、マンションの価値はあまり下がらないだろうと踏んでいます。
前回のマイホーム作りで後悔したことも、今回の住まい選びで役に立ちました!
新しい生活を始めて思うこと
全てが全て理想通りかと言われるとそうではないですが、今の生活を快適だと感じられています!
前の一戸建ての家の時よりも、家庭内も明るくなったように感じるし、前よりもアクティブになりました。
今の暮らしは『自分たちに合っている』と感じています。
新築の一戸建てを5年で売却、後悔は?
後悔、全くしていません。
勿体無いし、、と思って妥協して暮らしていたらいつか限界が来ていたと思います。
人生一度きりなので、決断して良かったと思っています。過去の自分ナイス!!
新築だけど売りたいと考えている人へ
せっかく建てたお家だし勿体無いと思うのは当然だけど、状況は変わって行くものだし、不満な理由が明確なら手放す選択もありだと私は思います。
あとはやはり「不動産会社との出会い」はこだわってみてほしいです。
後悔がない売却は「どれだけストレスなく売却できたか」によると思うので、不動産会社との相性や信頼関係は重要だと思っています。
もし、迷っているならとりあえず相談してみるのもありかもしれないですね。
新築5年で家を売るなんてかなり変なことしてるなと私自身も思っていて周りにも驚かれましたが、意外と平気でしたよ。
あなたにに幸あれ^^