事務職からライターへ〜自分らしい働き方を見つけるまでの道のり〜

働き方

「ライターになりたい」
そんなふうに思うようになるなんて、数年前の私には想像もできませんでした。

私はもともと10年余り事務職で、基本的なパソコン操作はできるけれど、エクセルの関数やマクロなんてチンプンカンプンの平凡なタイプでした。

そんな私が『書く仕事』と出会ったのは、前職で企業ブログの記事作成を任されたことがきっかけです。

最初は「なんで私が…?」と戸惑うばかりでしたが、ありがたいことにライティングの基礎を学ぶ機会をいただき、SEOの考え方や構成の組み立てなどにも触れることができました。

これが、私の働き方を大きく変える第一歩になりました。

仕事で初めて感じる楽しさ

最初は、自分の言葉で記事を書くことがとにかく大変で、1本仕上げるのに何日もかかっていました。
書いては消して、調べては修正して…その繰り返し。

それでも、一つの記事が完成して、WEB上に公開されたときのあの高揚感。
「もっと書きたい」と思った気持ちは今でも覚えています。

会社の事業に関連する地元のスポット紹介や健康に関する内容など、テーマは多岐にわたりました。
ホームページのデザインも担当し、手探りながらも「創ること」の楽しさにどんどんのめり込んでいきました。

なんて奥深い!とこんな世界があったんだと感動したのを覚えています。

事務職をしていたころは、日々の業務をこなすことに必死で、やりがいを感じることはありましたが、仕事が楽しいと純粋には思えていませんでした。

子どもの頃からの『好き』が、今の仕事に

振り返ると、子どもの頃から作文や感想文はわりと得意な方でした。
高校では作文で表彰されたり、大学では小論文で推薦合格したり…派手な実績ではないけれど、自分の中に『書くことが好き』という土台はあったのかもしれません。

その感覚を思い出し、「この仕事をもっと本気でやってみたい」と思うようになったのです。

過去の経験と今の自分の感覚が一致した、なんとも言えない『納得感』を感じていました。

自分で選んだ『書く仕事』という働き方

前職の事務職を続けながら、自分のホームページを立ち上げた私は、自分のライフスタイルに基づいた記事を作成するなど、自由に書くことへの喜びを感じていました。

前職を退職した後は、自身のホームページをより発展させるべく、記事を書く日々が始まりました。
現在この記事は、98記事目になります^^/

ライティングの知識は本を読んで独学で身につけていますが、なかなか検索上位に表示されたり、PVが伸びたりはしません。
正直くじけそうになることもあります。

でも、書くのが好きだから続けられる。
何より、『自分で選んだ働き方』だからこそ、頑張りたいと思えるんです。

続けられた理由は目標設定の仕方。こちらの記事で詳しく書いています!

今後、目指すこと

将来的には、ただ情報をまとめるだけじゃなく、人の想いや空気感を伝えられるような取材記事・インタビュー記事を書いてみたい。
紙媒体や情報誌にも関わってみたい。

また、日々アナリティクスやサーチコンソールなどの情報分析とにらめっこし、その奥深さも感じる中、自身の経験をもとに誰かに教えるようなことができたらいいなとも思っています。

そんなことを思いながら、今日もコツコツと記事を書いています。

自分らしい働き方

私には特別なスキルがあったわけでも、何かすごい実績があったわけでもありません。

でも、「好きなことを仕事にしたい」「自分らしい働き方を見つけたい」
そう思ったその気持ちに正直に動き出したことで、今があります。

不安もあるけれど、迷いながらでも、自分で働き方を選んでいけることは本当に幸せなこと。
これからも、自分らしく『書くこと』と向き合っていきたいと思います。