事務職からライターへ〜自分らしい働き方を見つけるまでの道のり〜

事務職からライターへ転身し自分らしい働き方を見つけるまでの道のり ママの未来と仕事のこと
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子どもが小さい頃、育児と仕事の両立が難しく、働き方に悩み正社員を辞めた私は、パートやフリーランスなど自分に合った働き方を模索していました。

そんな中で出会ったのが「ライター」というお仕事です。

未経験でも一歩を踏み出せば、文章を書くことで誰かの役に立てる世界が広がっていると知りました。

もちろん簡単な道ではありませんでしたが、少しずつ挑戦を重ねる中で「これだ」と思える働き方に出会えたのです。

ここでは、事務職からライターへ転身した私の道のりを振り返ります。

同じように育児をしながら働き方に悩んでいる方に、こんな考え方もあるんだ、と選択肢が広がるきっかけになれば嬉しいです。

この記事でわかること
  • 自分の「好き」を仕事にするまでの経緯
  • 筆者が転身を決断できた理由や背景
  • 在宅ライターとして働くメリット・大変さ・今後の目標など、リアルな働き方の実態

ライターを目指したきっかけ

「ライターになりたい」
そんなふうに思うようになるなんて、数年前の私には想像もできませんでした。

私はもともと10年余り事務職で、基本的なパソコン操作はできるけれど、エクセルの関数やマクロなんてチンプンカンプンの平凡なタイプでした。

そんな私が『書く仕事』と出会ったのは、前職で企業ブログの記事作成を任されたことがきっかけです。

最初は「なんで私が…?」と戸惑うばかりでしたが、ありがたいことにライティングの基礎を学ぶ機会をいただき、SEOの考え方や構成の組み立てなどにも触れることができました。

これが、私の働き方を大きく変える第一歩になりました。

仕事で初めて感じる楽しさ

最初は、自分の言葉で記事を書くことがとにかく大変で、1本仕上げるのに何日もかかっていました。

書いては消して、調べては修正して…その繰り返し。

それでも、一つの記事が完成して、WEB上に公開されたときのあの高揚感。

「もっと書きたい」と思った気持ちは今でも覚えています。

会社の事業に関連する地元のスポット紹介や健康に関する内容など、テーマは多岐にわたりました。

ホームページのデザインも担当し、手探りながらも「創ること」の楽しさにどんどんのめり込んでいきました。

なんて奥深い!とこんな世界があったんだと感動したのを覚えています。

事務職をしていたころは、日々の業務をこなすことに必死で、やりがいを感じることはありましたが、仕事が楽しいと純粋には思えていませんでした。

yuzuco
yuzuco

自分の紡いだ文章が、誰かの目に触れて役に立てるのかと思うと、何度でも文章を見直せるし、より良いまとめ方にできると達成感を感じれます!

子どもの頃からの『好き』が、今の仕事に

ペン習字に没頭する女性

振り返ると、子どもの頃から作文や感想文はわりと得意な方でした。

高校では作文で表彰されたり、大学では小論文で推薦合格したり…派手な実績ではないけれど、自分の中に『書くことが好き』という土台はあったのかもしれません。

その感覚を思い出し、「この仕事をもっと本気でやってみたい」と思うようになったのです。

過去の経験と今の自分の感覚が一致した、なんとも言えない『納得感』を感じていました。

きっと誰にでも、子どもの頃からの小さな「好き」があるはずです。

その気持ちを思い出したとき、人は大きな一歩を踏み出せるのかもしれないと実感しています。

自分で選んだ『書く仕事』という働き方

前職の事務職を続けながら、自分のホームページを立ち上げた私は、自分のライフスタイルに基づいた記事を作成するなど、自由に書くことへの喜びを感じていました。

前職を退職した後は、自身のホームページをより発展させるべく、記事を書く日々が始まりました。

現在この記事は、98記事目になります!

ライティングの知識は本を読んで独学で身につけていますが、なかなか検索上位に表示されたり、PVが伸びたりはしません。

正直くじけそうになることもあります。

でも、書くのが好きだから続けられる。

何より、『自分で選んだ働き方』だからこそ、頑張りたいと思えるんです。

続けられた理由は目標設定の仕方。詳しくは主婦の副業ブログ|私がやめずに続けられた5つのポイントの記事で詳しく書いています!

事務職の経験がライターに活きたこと

事務職だと「何日までにこれをする」とか「規定に沿って書類チェック」などの作業が多いかと思います。

ライターとして記事を仕上げる際に、ある程度の定型を作って効率的に作業できるのは事務職での経験がいきているところかなと感じます。

また、会社の規定に沿って書類をチェックすることが多い事務職の経験から、記事を公開する上でのタブーや引用・参照などの決まりごとを調べることも忘れません。

あまりかっちりすぎると書けなくなることもあるので、自由に表現すること大切だと感じています。

図書館の机に置かれた本とコーヒー
高梁市図書館で情報収集

在宅で働くのが大変だと感じること

自分で選んで始めた、ライターという働き方。

在宅でできるので、自分のペースでできるのがメリットである一方、在宅ならではの大変なこともあります。

  • オンとオフのメリハリが難しい
    ダラダラと仕事をしてしまったり、つい家事が気になってしまったりとオンとオフのメリハリをつけるのが難しいと感じます。
    きちんとタイムスケジュールやタスクを設定していないと、怠けてしまうので、毎日のやることやできたことを手帳に記録するなどの工夫をしています。
  • 時には孤独を感じる
    子ども以外誰とも話すことがなく1日を終えることも多いです。
    対人へのコミュニケーションの煩わしさがなく、気楽とも言えますが、時には孤独を感じることも。
    疲れているときや悩んだ時に相談できる同僚的な人がいないのも寂しく感じることがあります。
  • 子どもがいると集中できない
    在宅なので、子どもが体調不良や学校への行きしぶりがあっても対応できるのが在宅の良いところ。
    でも実際は子どもが家にいると仕事モードに中々なれません。
    話しかけられるし、こちらも様子が気になるし、、家の中でも集中できる環境を整えるの難しいです。

今後、目指すこと

将来的には、ただ情報をまとめるだけじゃなく、人の想いや空気感を伝えられるような取材記事・インタビュー記事を書いてみたい。

紙媒体や情報誌にも関わってみたい。

また、日々アナリティクスやサーチコンソールなどの情報分析とにらめっこし、その奥深さも感じる中、自身の経験をもとに誰かに教えるようなことができたらいいなとも思っています。

そんなことを思いながら、今日もコツコツと記事を書いています。

yuzuco
yuzuco

実際には挫折と悩みの日々。それでもこの道を極めていきたいというものに出会えたのは幸せなことだと感じています。

自分らしい働き方

海で気持ち良い風に吹かれている女性

私には特別なスキルがあったわけでも、何かすごい実績があったわけでもありません。

でも、「好きなことを仕事にしたい」「自分らしい働き方を見つけたい」

そう思ったその気持ちに正直に動き出したことで、今があります。

不安もあるけれど、迷いながらでも、自分で働き方を選んでいけることは本当に幸せなこと。

これからも、自分らしく『書くこと』と向き合っていきたいと思います。

まとめ

もし、自分の働き方に疑問を感じているなら、一度立ち止まって、違う働き方もあるのではと考えてみてはどうでしょうか。

自分の好きなものは何だったか、子どもの頃の夢は?と洗い出ししてみるのがおすすめです。

今回の記事で、私の経験が少しでもヒントになれば幸いです。