先週末、娘(8歳)の体操の大会がありました^^
この大会は娘にとって初めての大舞台。
5歳から体操を始め、楽しかったときばかりではなく、泣いて行き渋ったり
周りの子に圧倒されて教室に行っても、参加できずに帰ったこともあった。
それでも、続けていれば必ず上達し、次のステップへ挑戦する娘。
本当に誇らしい。
そんな娘の姿に、私はいつも元気をもらっている。
今年4月に大会への出場をコーチに勧められ、最初は絶対嫌だといっていたけど
コーチと話したりするうちに、(半ば説得され?)出場を決めてから練習に励んできた。
その矢先、7月に突発性の視神経炎を発症。
左眼の視力が元々1.5あったのが0.1まで低下し、視野障害も。。
入院は結果的に10日間(薬の効きが悪かったら1ヶ月くらい入院するかもと言われていた;;)
その間、採血を何回も、全身麻酔での検査、MRI、点滴丸3日繋ぎっぱなし・・などなど、大人でも嫌な処置のオンパレード。
見てるのも辛い瞬間も何度もあって、本当によく頑張った。

ずっと付き添い入院をしていた私も、お留守番していた次女も、サポートしてくれた家族もみんなみんな頑張った!
視力は治療のかいあって入院中にほぼ回復し、現在は炎症も治まり元の状態で安定している。
だけど、退院後もステロイドの内服は続き・・
ステロイドの副作用で、不眠・イライラ・免疫力低下・食欲増進・ムーンフェイス・中心性肥満・・
退院後も免疫力低下のせいか風邪を拗らせ、点滴治療したりと、やっと体調が落ち着いてきたのが8月半ば・・
大会は9月半ば、7月からまともに練習できておらず、体力も戻らない中での練習は過酷だったと思う。
幸いにも、身体は体操を覚えていたようで、徐々にではあるが、大会に向けて上達していった。
9月に入ってステロイドの内服を段階的に減らし、大会の日には10mgまで減っていた。
薬は減っているものの、副作用はピークの時期で、顔まわりや肩、お腹周りへの肉付きが良くなった。
周りにも明らかにわかるようになり、「太った?」「顔丸くなった?」「顔変わった?」と言われるようになっていた時期。
本人はそんなに気にしていないそぶりを見せていたけど、人と会いたがらないし、元々が細くて身軽だった分、気にしないわけがない
太っていく感覚もあったようだが、食欲が増進するステロイドはお腹が空いてたまらない
もっと食べたいという娘を制御するのも辛かった。心苦しかった。
そんな中、9月の終わりに大会の日を迎えた。

そんな中、娘は堂々たる演技を見せてくれた。
得意の鉄棒で、高得点が出た瞬間には、思わず涙が溢れそうになった。
今までの頑張りが、形になった、そんな瞬間だった。
娘は「思ったより緊張しなかった」そういった。
緊張しやすい性格で、人に見られることが苦手で、控えめな性格の娘が
辛い治療を乗り越え、副作用と闘う日々で、何かを得たのかもしれないなと思った。
娘のことを心の底から誇らしい、そう思う日だった。
大会を終え、ステロイドの内服量は1日5mgまで減った。
現在5mgになって3日目、見た目の変化はそれほどないが、お腹の空きと不眠に関しては良くなり
本人のメンタル的にも安定しているように思う。
早く見た目が元通りになるように祈るばかり。
とりあえず元気な時は体動かしたり、マッサージするなど地道に努力している。
そういえば、娘の病気後、3ヶ月ぶりにあった友人に「なんか悟ってる」と言われた私ww
自覚はしていないけど、病気を経て私自身も何か受け皿が大きくなったのかな??
元気であることの有り難さを痛感したのかも。
ちなみに娘は夏休み明けからも元気に不登校(別室登校)しています^^
これからどうなるやら・・不登校問題も頭を悩ませるけど、まあ、元気なら、それが1番だね。
