小学1年生へ離婚をどう説明する?安心も愛情も確実に伝えるのがポイント

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まだまだ幼いと思う反面、周囲の環境の変化に敏感になる難しい時期の小学1年生。
親として離婚をちゃんと説明しなければならない局面。
できるだけ子どもを傷つけずに、どんな心構えで何をどう伝えれば良いのか・・
今回は、小学1年生頃の子どもに親の離婚を説明する時の伝え方のポイントをまとめます。

小学1年生に離婚を伝える時に大切なこと

4、5歳くらいまでは「詳しいことは話さない」で納得できるかもしれないけど、年長〜小学一年生は特に難しい時期。
記憶もはっきりあるし、両親の愛情が1番必要な時期だからこそ、悩みます。

事前に親同士で伝え方を話し合う

小学1年生の子どもは、まだ抽象的な概念を理解するのが難しい年齢です。
家族が一緒にいるのが「当たり前」で、「離婚って何?」というところから説明しないといけません。
説明の時には、シンプルで安心感のある言葉を選ぶことが大切です。
離婚の話を子どもに伝える前に、親同士でどのように伝えるかしっかり話し合いましょう。

話し合いのポイント
・どのタイミングで伝えるか
・どのような言葉を使うか
・どこで伝えるか(落ち着いて話せる環境か)
・離婚後の生活についてどう説明するか

離婚を決めた2人ですが、子どもにとってかけがえのない親であることに変わりはないです。
離婚の原因になったことは一旦置いておいて、冷静に前向きに話し合いましょう。

小学1年生に離婚のことを伝えたあと、子どもから「どうして?」と何度も聞かれました。 頭の整理が落ち着かない様子で、どう説明したら納得してもらえるか悩みました。

今後の父母の関係性についての伝え方(例)
夫婦ではなくなるけど、
・友達
・家が2つになる(帰る家が変わる)
・別々のチームだけどパートナー

・結婚をやめる

親が感情的になってしまうと、子どもに不安を与えてしまいます。
時間はかかるかもしれないですが、それを乗り越える根気強さも求められます。

嘘をつかずにきちんと伝える

私自身の親も離婚しているのですが、小学生の頃、離婚の真実を話してくれない両親にずっと不信感を持っていました。聞いても言っていることが二転三転して結局信用できなくなりました。その経験もあって自分が親の立場で離婚することになった時も、まだ小さいからと言ってごまかすより真実を伝える方が良いと判断しました。

大人の事情や感情はまだ十分に理解できない小学1年生、だけど嘘をついて適当にはぐらかすのはやめた方がいいです。
後に必ず嘘に気づき、きちんと説明されなかった記憶が心の傷になるかもしれません。
嘘ではなく、子どもの理解できる範囲で誠実に伝えましょう。

具体的な生活の変化を伝える

パパが子どもと二人で話をしました。「これからは違う家に住むけど、パパの家にも○○ちゃんの部屋を作るからね」と説明。子どもは「パパの家ってどんな家?」と興味津々になり、見に行くのを楽しみにするようになりました。

小学1年生は、将来的にどんな影響が出るか、生活はどう変わっていくかの長期的な視点で考えるのは難しい頃です。
より具体的な生活の変化を子どものわかる範囲の時間軸で伝えて安心させてあげましょう。
また、変わらないことも明確にしてあげることでさらに安心できます。

生活の変化、伝え方の例
・◯曜日はパパ(ママ)に会える日だよ
・学校がある日は会えないけど、土曜日は一緒に過ごそう
・違う家に帰るけど、電話でいつでも話せるよ

変わらないことの例
・両親が子どもを愛していること
・パパ(ママ)には会いたい時に会える
・友だちや学校は変わらない
・これまで通りみんなでご飯を食べに行ったりすることもある

子どもが最も不安に感じるのは、「これからどうなるの?」ということです。
離婚によって変わること、変わらないことを明確に伝えましょう。

子どもの気持ちを配慮する

離婚の話を聞いた後、子どもが悲しんだり、怒ったりするのは自然な反応です。子どもの気持ちを否定せず、“悲しい気持ちになるよね”や“泣いても大丈夫だよ”と共感することで子どもも安心します。

子どもの気持ちを配慮するポイント
・感情を否定せず、受け止める
・「悲しい」「寂しい」などの気持ちを表現する手助けをする
・無理に話させようとせず、子どものペースを尊重する

・気持ちの整理には時間がかかると理解し、無理に納得させようとしない
・正直に、でも必要以上に詳細を伝えすぎない(理解できる年になったら改めて伝えるのもアリ)
・ママ(パパ)のことを嫌いになったわけじゃない事を伝える

子どもは親からの愛情が変わってしまうのではないかと不安に感じます。“パパもママも○○ちゃんを大事に思っているし、これからもずっと大好きだよ”と、繰り返し愛情を伝えましょう。

小学1年生の娘に離婚を伝えたとき、娘は目にいっぱい涙を溜めていました。私に気づかれないように涙をすぐに拭って「わかった」と言ってくれました。感情をあらわにしない娘が心配でしたが、これからも愛情を伝え続けることで娘を大切にしていきたいと思います。

大切!離婚後も安心できる環境をつくる

離婚後も、子どもが安心して過ごせる環境を整えることが大切です。

安心して過ごせる環境作りのポイント
・ルーティンを崩さない(学校や習い事など)
・親が子どもと過ごす時間を大切にする
・定期的に気持ちを確認する
・パパ(ママ)の話もする。子どもから話が出ても前向きに反応する
・自分の空間を作る
・予定をわかるようにカレンダーに書いておく(パパと会える日を書いておく等)
・スキンシップ(ハグや手をつなぐなどの身体的なふれあい)

「いつでも話していいんだよ」「気持ちを教えてくれてありがとう」と声をかけることで、子どもが安心感を持ちやすくなります。

子どもに「パパとママはこれから違う家に住むけど、○○ちゃんの学校の行事には2人で協力していくよ」と伝えました。子どもが「運動会には来てくれる?」と聞くと、「もちろん!2人で応援するよ」と約束すると子どもは安心した顔になりました。

「パパ(ママ)に会いたい」や「寂しい」と子どもが言い出すのは、親子に信頼関係がある証拠です。
否定せずに受け止め、それが実現できる方法を考えていきましょう。

終わりに

小学1年生に離婚を伝える際には、シンプルな言葉で、嘘をつかずに正直に伝えることが大切です。
子どもにとっては大きな変化ですが、親の接し方次第で、安心して新しい環境を受け入れられるようになります。
離婚は終わりではなく、新しい家族の形を作るスタートです。