キャンプの荷物ってついつい多くなりがち。
あれもこれもと準備しているうちに、車が荷物でいっぱいに・・
キャンプの回数を重ねるたびに、いかにスマートなキャンプができるか試行錯誤するのはキャンプあるあるでしょうか。
【10回のファミリーキャンプを経て今思う『荷物を減らすコツ』】では、経験をもとに荷物を減らすための全体的な考え方をお伝えしました。
今回は、その中でも、便利アイテムやコスパを重視したキャンプアイテム選びで荷物を減らすコツを紹介します。
- 荷物を減らすのに役立つ便利アイテムの選び方
- コスパのいいアイテムを選ぶポイント
- 実際使って良かった荷物を減らすためのアイテム
キャンプの荷物が多すぎる…その原因は?

キャンプの荷物がつい多くなってしまう…キャンプを重ねるごとにアイテムが増えていくのはあるあるですよね。
特にファミリーキャンプでは、「子どもが快適に過ごせるように」と、ついあれもこれもと持って行きたくなってしまいます。
実は荷物が増える原因には共通点があるって気付いていましたか?
そのひとつには、まず「念のため」が多いこと。
防寒着や調理器具、遊び道具など、本当に必要かどうか曖昧なまま詰めてしまい、気づけば車がパンパンに。
次に、「コンパクトにできるものを選んでいない」こと。
かさばるテーブルやチェア、大きなクーラーボックスなど、サイズや重量の見直しだけでも荷物は大きく変わります。
また、「役割が重複しているアイテム」にも注意。
たとえば鍋とフライパンを両方持っていくより、兼用できるクッカーにするなど、工夫次第で減らせるものもあります。
一度キャンプアイテムを見直して、このようなアイテムがあるなら荷物を減らせるチャンスです!

念の為に持って行っていた折りたたみのバケツは、椅子にもなるタイプのバケツを採用して荷物からカット!収納+椅子+バケツの3役をこなしています!
荷物を減らすコツ|『念のため』を“なくても大丈夫”と割り切る
本当に必要か荷物かどうかを見極めるには以下の3つのポイントをもとに考えてみるといいですよ!
- 必要となったら現地調達ができるか
- 過去のキャンプで出番があったかどうか
- 別のもので代用できるか
また、1人の負担を減らすため、家族で担当を決めて荷物を準備するのも『念の為』を少なくするポイントです。
なくても大丈夫と思えることは、荷物を減らせる大きな一歩です!
荷物を減らすコツ|コンパクトにできる便利アイテムを選ぶ
コンパクトにできる便利アイテムは以下のようなポイントで選ぶと失敗を少なくできます。
重ねて収納できるアイテムを選ぶ
同じものをスタッキングできるかどうかは意外と重要です!
特に食器は収納時にかさばることが多いので、スタッキング可能な、同じ種類で揃えるのをお勧めします!
収納ケースについても、上に重ねられるタイプの方がスッキリします。
折りたたみ可能なアイテムを選ぶ
アイテムを使わないときは折りたためて小さく・薄くなるアイテムを選ぶのもポイント。
見た目が似ているアイテムでも折りたたみできるタイプとできないタイプがあったりするので注目してみてください。
ただし、分解して収納するタイプは、組み立てが難しかったりして後々使いづらくなる可能性もあるのでしっかりと吟味したほうが良いですよ!
圧縮機能があるアイテムを選ぶ
衣類・寝具などの空気を圧縮するだけで、荷物のカサがぐんと減ります。
圧縮袋を使ったり、電動ポンプで圧縮できるタイプもあるので選んでみてはどうでしょうか。
特に2泊以上のキャンプになると衣類やタオルが増えるので圧縮機能があるアイテムが役立ちます!
軽量・コンパクトさを後回しにしない
意外と後から後悔するパターンが多いですが、実際に使ってみると「意外にかさばる」「重い」というのは、よくある話・・?!
値段やデザインよりも、重量を気にして選んでみたり、分解して収納できるかを重視して選ぶのは大事なポイントだと経験から感じています。
荷物を減らすコツ|役割の重複を無くして一台二役のコスパアイテムを選ぶ

コスパの良いアイテムを厳選して揃えることで、キャンプの荷物を減らすことにつながります!
アイテムを選ぶ際には以下のようなポイントに注目して選んでみてはいかがでしょうか。
用途を明確にする
どのようなキャンプスタイルかは、キャンプの道具選びに非常に重要。
例えばファミリーキャンプならば大きめの焚き火台が役に立ちますが、ソロキャンプでは大きすぎて使いにくいことも。
アイテムを選ぶ際にはキャンプスタイルをイメージしながら選ぶようにしてみて。
必要な機能や頻度を考えて選ぶ
基本的な機能で十分にキャンプは楽しめるはず!
例えばテーブルにフックが付いていたり、高さが調整できるのは便利ですが、本当に必要か、別のもので代用できないかを一度考えてみると良いかも知れません。
また、使う頻度が少ないアイテムにはお金をかけず基本的な機能があればよしとするのもポイント。
耐久性のあるアイテムを選ぶ
キャンプの頻度が少ない場合、保管状態が悪いとすぐにダメになってしまうことも。
耐久性があるアイテムを選ぶ方が無難。
例えば、腐食や錆びに強いステンレス素材のものや、軽量で強度が強いアルミ製、使い込むほど味が出るレザーのものなどを選んでみましょう。
レビューや口コミをチェック
無駄買いをしないためには、とにかく口コミやレビューはチェックしておきたいところ。
実際の使用した方の意見は大変参考になります。

値段が安いからと適当なもので揃えてしまうと、愛用できずに買い替える羽目に。。我が家も何個も買い替えています。
筆者愛用のコンパクト&高コスパアイテム
キャンプ道具って、意外と高いものが多くて、「何が正解?!!」と悩みがち。
店舗で実物を見て、ネットで口コミを見て、結局どれが本当にコスパよく使えるのか分からなくなってしまう…。
誰か「これ買っとけば間違いないよ!」って教えてくれたら楽なのに・・と思ったことはありませんか?
筆者が愛用している、今回紹介したような「コンパクトで便利」「コスパの良い」アイテムについて紹介するのでよかったら参考にしてみてくださいね
コンパクトにできる便利アイテム
コンパクトになって便利なアイテムを紹介します
かさばる衣類には、圧縮バッグ
なんといってもかさばるのは衣類です!
特に小さい子どもと一緒のファミリーキャンプでは、汗をかいた時、寒い時、暑い時、濡れた時・・と着替えも増えがちです。
そんなかさばる衣類は、便利な圧縮バックを利用してコンパクトにしちゃいましょう。
仕切りもあるタイプだと、家族それぞれの衣類を分けられて便利です!
準備の時間短縮にもなります。
ハンギングラックを使って、テント内で吊るして使えば、クローゼットのように衣類が取り出せて快適です。
万能!折りたたみバスケット
折りたたみ式のバスケットは、使わないときはコンパクトに折りたたむことができ、使用時には広げてシンクや収納ボックスとして利用できます。
キャンプに行く途中の買い物で荷物が増えたとしても、これがあれば収納に困りませんね。
フタ付きのものだと、衛生面でも安心です。
さらに、フタがテーブルになるタイプは、何かとちょい置きしたいテント内で役に立ちます。
キャンプだけでなく、ピクニックや子どものスポーツ観戦にも使えるので持っておいて損はなし!
これがあれば安心!キッチンツールバック(セット)
キャンプで使う調理小物は意外とかさばります。
持ち運びに気を使う包丁やハサミ、自宅のだと大きすぎるヘラやお玉など必要なアイテムが一つにまとまったツールバックは荷物の軽量化に大変役立ちます。
バラバラで用意すると忘れたり、行方不明になったりする小物が一括管理できるのは嬉しいですね。
キャンプのクオリティ爆上げ!コーヒーミルセット
どんなに荷物を減らしたくても、キャンプのクオリティは下げたくないですよね!
キャンプで飲むコーヒーを楽しみにしている方も多いのでは?
インスタントでも充分ですが、コンパクトになるコーヒーミルセットで、豆を挽くところから楽しんでみるのもいいですね!
紙フィルターが必要ないタイプだと、不足する心配がないので楽ちんです!さらにエコ!
引き立ての香りがキャンプの朝に最高!
見た目軽量化!収納ボックス
細々した荷物をまとめるのに便利な収納ボックス。
車内でも荷物がごちゃごちゃにならないし、キャンプ場で出しておいてもかっこいいデザインを選べば気分をは上々♪
収納ボックス自体が結構場所をとるので、購入に躊躇しがちですが、小分けにして持っていくより、スマートに見えます。
“見た目の軽量化”も、大事です!
コスパが良かったと感じているアイテム
コスパが良くて愛用しているアイテムです。
キャンプテーブル(Moon Lence キャンプ テーブル)
愛用品:Moon Lence キャンプ テーブル
キャンプテーブルを選ぶ際に重視したポイントは
・コンパクト
・荷物のちょい置きに使える
・分解してコンパクトに収納できる
コスパ良ポイント
・付属のランタンフックが思いの他大活躍!
・組み立ても簡単でコンパクト
・焚き火の際のサイドテーブルにもちょうどいい大きさ
今はサブテーブルとして活躍していますが、常に第一線で活躍しています。状況によってはメインでも使用できる優秀さが気に入っています。
ランタンライト(コールマンハンギング E-ライト)

愛用品:コールマン ハンギング E-ライト
ランタンライトを選ぶ際に重視したポイントは
・ファミリーキャンプでも十分な明るさ
・明るさが段階調整できる
・充電が長く持つ
・電球色〜白昼色
コスパ良ポイント
・充電が良く持つ!1泊2日のキャンプなら夜中中使用しても余裕です!
・コンパクトで場所を取らない
・上から吊るせばかなり明るい
優しい色味が気にっています!軽量なので吊るしても余裕で使える。
寝袋(Bears Rock 封筒型寝袋-6℃)

愛用品:Bears Rock 封筒型寝袋-6℃
寝袋を選ぶ際に重視したポイントは
・洗濯機で洗濯可能
・収納しやすさ
・値段
・デザイン(子どもも使用すると考えて)
コスパ良ポイント
・何回も洗濯しているけど、いまだにふわふわで快適!
・真冬で単独では無理かも知れないけど電気毛布と併用すればいける。
・収納袋大きめでしまいやすいのは片付け時のストレス減
デザイン違いで家族で使っています。寝袋に入った時のふわふわであったかい使い心地が気に入っています。
まとめ
もっとスマートなキャンプがしたいと思っている方は、少し値段は高くてもコンパクトで長く使えそうなアイテムを取り入れるのがお勧めです!
口コミやレビューも参考にしてみてくだいね。
ここで紹介した工夫やアイデアが、家族で過ごすキャンプの思い出をさらに素敵にするお手伝いになれば幸いです。
さらに、荷物を減らすための見直しポイントや代用のアイデアについては、関連記事の【ファミキャンの荷物、多すぎない?初心者向け見直しポイント&代用アイデア】もチェックしてみてくださいね。
荷物の多さにも困るけど、子どもと「どうしたら楽しいキャンプになるか」も悩みどころ。
我が家の経験をもとに、キャンプを最高の思い出にするアイデアを【ファミキャンがマンネリ?!少しの工夫でキャンプをもっと楽しく!】で紹介しています。



