私は現在「フリーランス」として働いています。
今回、自分の働き方やそこに至るまでの経緯や後悔・良かったことを記事にしようと思ったのですが、タイトルで悩みました。
「自分らしい働き方」とか「自由な働き方」とかのポジティブなワードがしっくりこなかったからなんです。
多くの人が思うフリーランスのなんだか輝かしいイメージとは自分はかけ離れている気がして、タイトルでどんな言葉を使おうか迷いました。
そして、フリーランスとしてやっていこうか迷っている人に向けて誠実に書こうと思っていたので、そういうポジティブなワードは嘘っぽい気がしてやめました。
もちろん、良いこともありますし、後悔してるかといえば後悔していません。
以下に色々と現実についてまとめているのでよかったら見ていってください。
収入・お金について
フリーランスになる前には必ず「貯金」を十分にしておく必要があると思います。
フリーランスになるとゼロスタート、準備費用を合わせるとマイナススタートな上に、やってもやってもお金にならない時期が長く続く場合が多いです。
時給ゼロ円、コンビニでバイトした方がよっぽど確実にお金が得られます。
その時期を乗り越えられるだけの貯金はマストでしょう。
また、会社員と比べ、保険や年金も自分で払う必要があります。
社会保険に加入できないフリーランスは国保に加入せねばならず、国民年金と合わせての毎月高額な請求に心底驚きます。

会社員からフリーランスになり、最初に後悔したのは「安定した収入のありがたさ」でした。 会社員時代は毎月決まった給料が振り込まれ、社保も完備。 でもフリーになると、仕事が途切れた瞬間に収入ゼロ。さらに、確定申告や会計作業といった雑務の負担も想像以上。自由を求めたはずが、常に仕事のことを考え続ける日々に。もちろんフリーランスならではの魅力もありますが、「収入の不安」は甘く見てはいけないと痛感しました。
仕事の取り方・働き方
フリーランスとはいってもやはりお仕事は「人相手」なのだと痛感することに。
顧客を満足させるためにはどうすればいいか、、と頭を悩ませ、人間関係の煩わしさから逃げたかったはずがそうばっかりもいってられないのが現実。
打ち合わせや商談も自分ひとりでやらなくてはならず、コミュニケーション能力の低さに落胆する日々も。
安定した受注のためにはスキルアップも欠かせないし、資格の勉強や参考資料も自分で探さなくてはならない。
仕事とプライベートの境目が曖昧になるので、自己管理能力が求められます。
とはいっても、いつでもどこでも仕事できるのがフリーランスのいいところ。
カフェで仕事をするも良し、昼休んで夜中に頑張るなんてことも、誰にも咎められないので気が楽です。

フリーランスになって良かったと感じるのは、「働く場所を自由に選べること」です。 会社員時代は毎日満員電車に揺られて通勤していましたが、今はカフェや自宅、たまに旅行先でも仕事ができます。 会社の人間関係に悩むことがなくなり、気持ちが楽になりました。 もちろん自己管理の難しさはありますが、それ以上に「自分がしたい働き方ができる喜び」のほうが大きく、フリーランスの道を選んで正解だったと感じています。
子育てとの両立
子育ては楽になりました。
子どもが病気の時にもそばにいてあげられるし、学校行事も気兼ねなく参加できます。
しかし、育児の方が比重が多くなってくると途端に仕事ができなくなります。
これも自己管理で仕事と育児のバランスをとっていかないといけません。
さらに長期休暇問題もあります。学童に預けていない場合は、長期休暇の間子どもが家にいて自分の思ったような働きができなくて困ります。
その間は仕事をセーブしたりするなど、子どもがある程度大きくなるまでは考慮する必要があるでしょう。
家で仕事をすることが増えるので、仕事をする親の背中を直接みることが子どもへ良い影響を与える反面で、家庭に仕事を持ち込むようになり家族へ気を使わせる場面も出てくるのが辛いところ。
保育園や学童の利用についてはフリーランスとは言っても勤務時間が一定を満たしていれば利用可能。
しかし、早めにお迎えに行ったり、昼間に私服でウロウロしていたりすると「本当に働いてるの?」という目線が痛い時もあります。

フリーランスになって良かったのは、「子育てと仕事を自分のペースで両立できること」です。また、学校行事や習い事の送迎にも無理なく行けるようになり、子どもとの時間が増えました。
フリーランスになるまでの準備
会社員時代に資格や勉強をできるだけしておいた方がいいと思います。
フリーランスとして働き始めるとそういった時間の確保が難しくなります。
開業届や確定申告、保険関係も整理しておいた方が良いです。

フリーランスになって「思ったのと違った」と感じたのは、自由な時間が予想より少なかったことでした。 自由な働き方を夢見て、好きな時間にできると思っていましたが、実際は期限に追われることが多く、結局は時間に縛られていると感じることが多いです。安定した収入を確保するために多くの時間を営業やマーケティングに使わなければならなかったし、思っていた以上に自己責任が重くのしかかることを認識しました。
人間関係・孤独感について
人との繋がりが減ってしまうのもフリーランスの特徴です。
家で仕事をしていると1日中誰とも話さなかったということもよくあります。
人間関係の煩わしさからは離れられますが、いざという時に相談できる相手がおらず、何気ないおしゃべりもないので孤独感を感じることもあるでしょう。
私の場合、複数人との対話が苦手でしたのでそこがなくなったのはメリットが大きいです。
仕事は基本1対1なので、問題なく対応できます。
ただ、人と話すことが減るとコミュニケーション力が落ちていってしまうのは感じます。
会社員やパートの友達といると、気の使い方やおしゃべりが堪能だなと引け目を感じることも。

フリーランスになって辛いと感じたのは、「気軽に相談できる同僚がいないこと」です。 会社員時代は、仕事で困ったときは同僚にすぐ相談できましたが、フリーになると基本的にすべて自分で判断しなければなりません。 「どうすればいいんだろう…」と悩み続けることも。 さらに、仕事の成果を褒めてくれる人もないので、モチベーションを維持するのが意外に大変です。
健康・体調管理
会社員時代には定時があり、オンオフがはっきりしていました。
フリーランスではそれがないため、働き過ぎ・サボりすぎになることも。
周りの目がなくて気兼ねなく食事が取れる反面、適当な食事になってしまうことも。
体調を崩して仕事ができなくなったら収入に直結してしまうフリーランスは、体調管理により一層気をつけなければなりません。
また、会社員時代のように会社が健康診断の機会を設けてくれません。
自分で自治体の実施する健康診断や医療機関にいって検査を受けなければなりません。
私の場合、通院している病院で年に一回血液検査をしてもらったり、乳がん検診だけ予約していったりしています。
自分の健康を管理する能力も必要です。

会社員時代は、長時間のデスクワークや会議で体調を崩しがちでしたが、フリーランスになってからは、自分の体調に合わせて仕事の進め方を変えられるようになりました。体を動かす時間を確保したり、集中して働いた後は短い休憩を取ることを意識しています。 また、食事の時間も自由に取れるので、健康的な食事選びが楽になり、体調が以前より良くなったと感じています。
まとめ
最後にポジティブなことを言うと、「なんとかなる!」につきます。
どんな働き方をしても、良いことも悪いこともありますし、続けられないこともあります。
そのたびに自分を見つめ直していけばいいのではないでしょうか。